現地時間26日(以下現地時間)、現在オランダ代表を指揮するルイス・ファン・ハール氏が、
今夏に行なわれる2014年W杯後に、マンチェスターU(イングランド)の指揮官に就任することで
合意に達したとオランダメディアが伝えた。ロイター通信が報じている。

オランダ『デ・テレグラーフ』紙は26日、ファン・ハール氏とマンUの交渉が合意に至ったと報道。
同紙によれば、両者の交渉は2週間前、デイヴィッド・モイーズ前監督の解任が発表される前からスタートし、
25日に合意に至ったとのこと。
マンUの上級副会長を務めるエド・ウッドワード氏とクラブの弁護士がポルトガルにある
ファン・ハール氏の別荘を訪ねたという。

同紙はまた、マンUのオーナーであるアメリカ人実業家のマルコム・グレイザー氏をはじめとする
グレイザー家が、今夏の補強費として1億ユーロ(約141億円)をファン・ハール氏に用意しているとも
伝えている。

また、オランダのTV局『NOS』は、オランダ代表の広報を務めるキース・ヤンスマ氏が
「彼(ファン・ハール氏)からは、まだ何も決まってはいないが、話し合いがあったということは聞いている。
遅くとも来週中には、何かコメントできるのではないか」と語ったことをHP上で伝えている。

一方で、マンUサイドはファン・ハール氏との合意報道について否定。
同クラブは声明を発表し、「お知らせすることは何もありません。新監督とサインしたという事実はありません。
報告することがあれば、その時にお知らせします」と、報道を否定した。

ファン・ハール氏は、モイーズ前監督の解任後、後任の最有力候補としてブックメーカーから挙げられている。
しかし、イギリスメディアは、昨季まで26年にわたってマンUを率い、現在もクラブに大きな影響力を
持つアレックス・ファーガソン氏は、現在暫定監督を務めているライアン・ギグスの正監督昇格を後押しし
ていると報じている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140427-00000017-ism-socc


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