これぞ真の香川!モイーズ監督「天才」今季初アシストでMOM選出
◆イングランド・プレミアリーグ マンチェスターU4―1アストンビラ(29日・オールドトラフォード)
マンチェスターUの日本代表MF香川真司(25)がアストンビラ戦(29日)のファン投票による
マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれた。今季初アシストを記録するなど、存在感を示し、
モイーズ監督(50)や英各紙も絶賛した。過去4戦4勝と抜群の相性を誇る昨季の欧州CL王者・バイエルン
(ドイツ)戦(4月1日)での先発出場に向けても、最高のアピールとなった。
日本が誇るアタッカーに輝きが戻った。香川は2試合ぶりに先発したアストンビラ戦で、
0―1の前半20分に左サイドからのクロスでFWルーニーの同点弾をアシスト。
同44分にはMFマタに逆転のPKを呼びこむスルーパスを通し、2得点に絡む活躍だ。
「まあまあじゃないですか。やっぱりゴールは取りたかった」。試合後は大喜びとはいかなかったが、
モイーズ監督は「技術的に天賦の才がある。(アシストの)パスはエクセレントだった」と絶賛した。
一夜明けたこの日、英大衆紙「ザ・サン」は逆転勝ちへの流れを作ったとして、2ゴールを決めたルーニーの
9点に続く8点の評価を与えた。高級紙「テレグラフ」は、MFマタとともにチーム最高の8点を与えた。
ファン投票によるMOMにも選ばれ、久々に存在感を示した。
アストンビラ戦ではルーニーやマタとのコンビネーションも良く「(2人とは)すごくやりやすいし、
もっと連係を高めていければ、もっともっとよくなると思う」と自信を深めた。指揮官も「そういう(この日のような)
シンジを、これからもっと見たい」と期待したため、今後はさらに出場機会を得られそうだ。
来月1日には欧州CL準々決勝第1戦でバイエルンとの大一番を迎える。ドルトムント時代には4戦4勝。
最後の対戦となった12年5月のドイツ杯決勝では、1得点1アシストでチームを優勝に導いた。
「チームが違いますから。ただ、あの時は本当にうまく戦えたと思うんで」と謙遜しながら“バイエルンキラー”
は自信をのぞかせた。香川が昨季王者を相手に再び輝けば、けが人続出の日本代表にとって、明るいニュースになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140330-00000230-sph-socc


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