ガイジン’sアイ:バイエルン戦の香川を英国が称賛
GOAL 4月3日(木)14時30分配信

欧州王者・ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンとの対戦が決定したとき、マンチェスター・
ユナイテッドの多くの選手たちは最悪の事態が訪れることを恐怖したかもしれない。
だが、日本のスター選手香川真司はそういった選手たちの中には含まれなかったはずだ。

火曜日に行われた試合の前の時点で、香川はバヴァリアの巨人と4度対戦して4勝。
すべての勝利が前所属クラブであるボルシア・ドルトムントの黄色いシャツを
身につけてのものだった。

前半は0-0で終了したとはいえ、ホームチームにとっては厳しい試練の時間帯だった。
バイエルンはユナイテッドを圧倒し、実に76%ものボール保有率を記録。ユナイテッドの
攻撃はいずれも苦し紛れの散発的なもので、ウェルベックが無駄にした一つのチャンスを
除けばほとんど脅威にはなっていなかった。

ハーフタイムに投入された香川はチームにクオリティーをもたらし、ユナイテッドにとって
この試合で最高の時間帯を生み出す触媒となった。ギグスとの交代で出場すると、
ギグスが前半を通して記録したパスと同じ本数を10分間だけで上回り、
先制点につながるプレーにも貢献した。

チームメートたちは足に死の恐怖がまとわりついているような前半を過ごしていたが、
香川はすぐさまその意外性と独創性の才能を発揮する。ウイングに張りつくのではなく、
3人の中盤の一角としてやや中央寄りに位置した香川は、右SBラフィーニャに対して
意図のある突破を仕掛けてCKを獲得。不安に静まり返っていた観客もこれに応え、
期待を込めた大声援を繰り出す。ネマニャ・ヴィディッチに先制点が生まれるのも
当然の流れだった。
(つづく)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140403-00000014-goal-socc
http://amd.c.yimg.jp/im_sigg5Sjp3.3dxor0auPkJ1vWWw---x450-y280-q90/amd/20140403-00000014-goal-000-0-view.jpg



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